世界的に有名な弦楽器製作者の松下敏幸氏によるレクチャー&コンサート。このコンサートの主役は「楽器」あるいは楽器が奏でる「音」です。レクチャーは松下氏がストラディバリウスの謎、弦楽器製作の過程などを解説します。特別出演に藤原真理さんと二村英仁さん。コンサートでは経験豊かな演奏家が松下氏製作の楽器を奏でます。

【日時】 2017 年 9 月 23 日(月)開場 14:30 開演 15:00
【会場】 夢ホール・阿南市文化会館 阿南市富岡町西池田 135ー1 TEL.0884-21-0808
【入場料】 全席自由 前売 3,000 円(当日 3,500 円)/2日間通し券 5,000円(当日 5,500 円)
【チケット発売所】 阿南市文化会館/阿南市情報文化センター/あわぎんホール(窓口販売、インターネット販売)/平惣書店(阿南センター店、羽ノ浦店、徳島店、小松島店)/徳島新聞社事業部(徳島新聞各販売店でも取り次ぎます)※就学前のお子様の入場はご遠慮ください。

1.レクチャー
イタリアのクレモナを代表するマエストロ、松下敏幸氏を迎え、弦楽器の歴史や名器ストラディヴァリウスの謎、また弦楽器製作の過程と真に良質な音とは何かについて解説して頂きます。そして、チェリストの藤原真理さんを迎えての演奏、二村英仁さんのストラディヴァリウス楽器での演奏をお聴き下さい。

2.コンサート
コンサートでは、ヨーロッパのコンクールで高い評価を得た松下氏の楽器を、経験豊かな演奏家により、「音」をより深く、楽しく鑑賞して頂きます。

〈第1部〉
1.ハイドン:弦楽四重奏 ハ長調 Op.76 No.3「皇帝」より第2楽章
2.ルクレール:2つのヴァイオリンのためのソナタ
3.モーツァルト:ヴァイオリンとヴィオラのための二重奏曲
4.アイルランド民謡:ロンドンデリーの歌(チェロ&ピアノ)
5.パガニーニ:カンタービレ ニ長調 Op.17(ヴァイオリン&ピアノ)
6.ドヴォルザーク:ピアノ五重奏曲第2番 イ長調 Op.81 より第1楽章

〈第2部〉
1.千の風になって
2.見上げてごらん夜の星を
3.エルガー:愛のあいさつ(弦楽四重奏)

■松下敏幸(Toshiyuki Matsushita)
プロフィール/ 1957 年、兵庫県生まれ。1979 年より弦楽器製作・修理を志す。1982 年、イタリア、クレモナに渡る。82 年~87 年ロンバルディア国際ヴァイオリン製作学校卒業。その後、スイス・チューリッヒの音楽店MUSIC HUG にてオールド弦楽器の修復を学ぶ。1998 年より国際クレモナ・ヴァイオリン製作学校、マスターコース最終学年に日本人初めてのマエストロ講師として招かれ生徒の指導にあたる。
〈受賞歴〉1988年クレモナAntonio Stradivari国際製作コンクールにて、ヴァイオリン・チェロそれぞれ銀メダル受賞。1996 年アメリカVSAヴァイオリン国際製作コンクールにて、ヴァイオリン優勝ゴールドメダル受賞。 2004 年パリ国際弦楽器製作コンクールにて、ヴァイオリン音響最優秀賞受賞、同じくヴィオラ2位銀メダル受賞。2006 年クレモナAntonio Stradivari国際製作コンクールにて、ヴィオラ2位銀メダル受賞。
その製作された楽器には、アマティ、グァルネリ、ストラディヴァリをはじめとする古典イタリアン弦楽器への深い研究の成果が反映されており、音色の明るさと豊富な倍音の魅力が日本を始め欧米で高い評価を得ている。現在までに修理・調整した代表的な楽器は、アントニオ・ストラディヴァリ、“PARK”1717 年、同じく“LEDY LEY”1713 年、及びジョゼフ・グァルネリ・デル・ジェズ“JEAN BECKER”1732 年、ジョゼフ・グァルネリ1689 年の銘器が挙げられる。
2005 年NHKハイビジョン・BS番組、“遠くにありてにっぽん人”『ストラディヴァリを越えたい』~イタリア松下敏幸編~が全国放送、2007 年には資生堂提供スペシャル番組、“美を紡ぐ人~今を生きるあなたへ~”がTBSで放送され、益々意欲的に製作活動を行っている。